個人のお客様は、日頃、仕事が忙しくて家計のことを考える時間を持つことができない方も多いと思います。私達は、お客様に半年に1度、もしくは1年に1度でも家計を顧みる時間を作っていただき、より良い生活を送っていただきたいと考えてFP業務をさせていただいております。
主な手順といたしましては、ライフプランの作成→改善点の抽出→改善の実施 をいたしております。
改善点の多くは、住宅ローンの見直し、保険の見直し、資産運用の見直しとなっております。
今回、ライフプランの作成の目的、住宅ローンの見直し、保険の見直しについて簡単ではありますが、ご説明いたしておりますので、どうぞご覧ください。
ライフプラン作成
ライフプラン作成の目的は、20年後、30年後の収支を把握し、それに向けて
準備することです。
現状を知り、将来を豊かにするプランをご提案いたします。
① 現在の家計状況のヒヤリング
現在の家計状況のヒヤリングをいたします。
毎月の家計収支、お子様の教育、家の購入時期(持家の場合は、住宅ローンの検討)
旅行費やレジャー費、車や家電製品の買い替え時期などをヒヤリングいたします。
(家計状況に必要な書類)
・源泉徴収票 ・給与明細書 ・賞与明細書 ・毎月の支出がわかるもの(家計簿など)
・生命保険証券 ・自動車保険証券
② ライフプラン作成
お客様の家計状況をヒヤリングした内容でライフプランを作成していきます。
③ ライフプランの提案
お客様の現状をご説明し、改善案と改善後の状況をご説明いたします。
(改善案の例)
・住宅ローン金利の見直し
・繰り上げ返済計画と計画実行後の効果について
・預金先のご提案
など
④ 定期的な見直し
作成したライフプランでの定期的な見直しを行ってください。
有料にて当社で定期的に見直すことも可能です。
住宅ローン見直し
住宅ローンの見直しについては、まず、家族構成、収入、支出などの
家族状況(ライスタイル別)から判断していきます。
しかしながら、ライフスタイル別からの住宅ローンの見直しには、ライフプラン作成などの説明も交えながらの説明となりますので、このページでは、住宅ローンの見直しの手順についてご説明いたします。
① 現状の借入金状況の把握
現在の借入状況を把握していきます。
・金利の種類(変動金利・固定金利・固定金利選択型など)
・借入期間
・借入金利
② 借換え方法の決定
借換え条件の選択
□ 金利の種類 (変動金利・固定金利・固定金利選択型)
□ 借入金利 (現在の金利と借換え後の金利の確認)
□ 借入期間 (現在の借入期間と借換え後の借入期間との比較)
□ 借換え後のメリット額の算出
借換え後のメリット額の算出について
一般的に有効とされる借換えは、借入残高が1,000万円以上で借入期間が10年
以上残っている住宅ローンで、1%以上借入金利が低くなることと言われています。
ですが、実際に概算でもいいので、納得してから借換えを実施してください。
上記のような感じで借換えのメリットを計算していきます。
借換えようと思うと非常に多くの費用がかかりますので、
現在、住宅ローンを借りている銀行に住宅ローン金利の引き下げの相談をするのも
ひとつの方法です。
③ 借換えの実施
借換えを実際に行います。
一般的には、借換え前と借換え後では、毎月の住宅ローン返済額が軽減されます。
この軽減された金額を有効に積み立ててください。
積み立て金額がある程度貯まったら、繰り上げ返済することをお勧めいたします。